普段から税理士と接する機会の少ない人は、副業で相談してもいいのか悩むかもしれません。
しかし、実際には副業で税理士に依頼する人は多く、簡単な質問にも丁寧な回答を得られます。
また、副業の所得が20万円を超えると確定申告が必要になりますが、税理士に申告の代理を依頼することもできます。
会社員としての本業と、帰宅してからの副業で忙しく、時間に余裕のない人がほとんどです。
税理士を上手に活用すれば、会計や税金に関することに時間を取られず、本来の仕事に時間を使えるでしょう。

ただし、税理士に相談すると、費用が発生します。
副業の利益が少ないのに、税理士に相談したり、確定申告を依頼したりすると、利益がなくなる可能性があります。
初回のみ無料相談を受け付けている税理士もいるため、最初はなるべく費用が掛からないように相談しましょう。
税理士に相談して、メリットがあると感じたら、正式に依頼してください。

副業をしている人が税理士に相談すると、さまざまなメリットがあります。

①節税に関するアドバイス
副業をしている人は、何が経費になるか知っておく必要があります。
適切に経費を計上できないと、本来よりも利益が増えて、納める税金も増えてしまいます。
上手に節税するには適切な経費計上が欠かせません。
しかし、会社員と副業では税金の計算方法が異なるため、経費の計上を間違えている人が多いです。
税理に相談すれば、適切なアドバイスをもらえたり、会計を代行してもらうことも可能です。
節税をした結果、手元に残るお金が増えるため、さらに事業を伸ばせるでしょう。

②資金調達のサポートを得られる
税理士に相談すると、副業をさらに伸ばすための資金調達をサポートしてもらえます。
税理士は金融機関との繋がりがあり、担当者を紹介してもらえるためです。
金融機関の担当者は、税理からの紹介であれば経理面がしっかりしていると判断できるため、融資の審査もスムーズに進むでしょう。
副業での稼ぎが多くなり、会社を辞めて独立する際に、資金調達のルートを持っていれば資金面で苦労しなくなります。
独立する前の副業の段階から、税理士との関係を深めておけば、独立後も安心して事業を運営していけるでしょう。

③事業運営に関するアドバイス
税理士は税金に関するアドバイスだけでなく、副業を伸ばすためのアドバイスもしてくれます。
税理士はさまざまな業種の顧問をしていて、コンサルティングの知識も持っているためです。
普段からあなたが運営する副業の財務諸表を見ているため、数字に裏打ちされたアドバイスを受けられるでしょう。
副業をしていると、一定のラインで売上が伸びなくなるケースがあります。
副業の壁を突破して、さらに売上を増やしたい人は、税理士に相談してみてください。

副業の売上が伸びてきたら、税理士に相談しましょう。
税理士に相談すると、節税や事業運営に関するアドバイスや、資金調達のサポートなど多くのメリットがあります。
会社員で副業をしている人は、節税に関する知識が不足しているケースが多いため、必要以上の税金を納めている可能性があります。
税理士から確定申告のアドバイスを受けることにより、税金が少なくなり、手元により多くの資金を残せるでしょう。
その資金を事業運営に使用すれば、本業を上回るほどの利益を得られるはずです。
副業をさらに伸ばしていきたい人は、まずは気軽に税理士に相談してみてください。